『スター・ウォーズ/-夜明け』プレミアに気候変動活動家が乱入、妨害行動
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のヨーロッパプレミアに、同シリーズのキャラクターに扮した気候変動活動家エクスティンクション・リベリオンの面々が乱入した。18日にロンドンで開催された同上映会では、C-3POやハン・ソロ、反乱同盟軍に扮したエクスティンクション・-のメンバーがブルー・カーペット上に乱入、その場に寝そべって動かないという妨害行動を起こし、「気候変動に関する真実」を語るよう映画業界に訴えた。
BANGショービズの目撃者によると、戦闘機Xウィングのパイロットに扮した1人は「ハリウッド、気候変動に関する真実を語ってください。新しい世界の創造の手助けを。ハリウッド、あなたは世界を変えることが出来るユニークな立場にある。今私達を助けてください」と訴えたという。
活動家たちは退場を強いられることもなく、警備員達が彼らを囲む中イベントの出席者達はカーペット上を歩いて会場へ向かったようだ。
また、この抗議運動には映画業界の気候変動活動団体フィルム・ストライク・フォー・クライメイトのメンバーも参加しており、設立者のアルフィー・ウォーレン=ナイトはこう声明を発表している。
「ハリソン・フォードはドバイで開催された世界政府サミットで『私達は時代最大の道徳危機に直面していると信じます』と言いました」
「映画業界は、自らの影響力と語り部としての力を用いて、この状況がいかに差し迫ったものであるかという理解を世界中に広めると共に、手遅れになる前に気候変動や環境危機についての議論を醸しださなければなりません。過去には#MeToo 運動など社会の重要な問題に私達は力を結集できることを見せてきました」
「明るい未来は未だ可能であるということを提示し、環境を破壊する『悪の帝国』に戦いを挑めるよう人々を鼓舞する必要があります」(BANG Media International/デイリースポーツ)