肺がん、心臓手術、脳内出血、咽頭がん…人気バンドメンバー壮絶闘病の過去

 ロニー・ウッド(72)は、ザ・ローリング・ストーンズは無敵だと感じているようだ。それというのも自身は2017年に肺がんを克服している一方で、今年にはミック・ジャガー(76)が心臓弁置換術を受けており、またキース・リチャーズ(76)は2006年に木から落下して脳内出血を起こしているほか、チャーリー・ワッツ(78)も喉頭がんを克服しているからだ。

 ロニーはザ・サン紙にこう話す。「50年間絶え間なくタバコを吸った結果、僕の命は危機一髪だったが、どうにか生き延びた」「医者達は、俺の左の肺から腫瘍を取り除くことができた。がんが転移していなかったことを神に感謝するよ」「で、チャーリーは数年前に喉頭がんにかかっているだろ。あとキースはヤシの木から落ちて重度の脳内出血となった。全てが上手くいったことは、大きな奇跡と言える。ストーンズは単に不滅なのさ」

 そして自分の肺は今これまでにないほど健康だそうで「俺の肺は、タバコを一度も吸ったことのない若者の肺ぐらい元気さ。4年前に遂にタバコを止めたんだ。僕にとって70年代が一番ワイルドな時だったね」とロニーは続ける。

 現在は妻のサリーと3歳の双子の娘達、アリスちゃんとグレイシーちゃんと共に静かな暮らしを送るロニーだが、しらふでいるには日々の努力が必要だそうだ。「サリーに『このままじゃダメ』って言われたんだ。偉そうにではなくてね。どっちにしろ彼女は僕を評価してくれるけど、タバコも酒もクスリも止めた今は、もっとだ」「しらふでいるのは、毎日の努力の積み重ねだ。瞑想の本も色々持っているし、計画を持って一日を始める。1日1日を大切にすることだ」「毎日、毎時間、今は『人生を最大限に生きるんだ!』って思っているよ」(BANG Media International/デイリースポーツ)

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