J・J・エイブラムス監督、「スター・ウォーズ」最終章の脚本作りは直感

 J・J・エイブラムス監督(53)は、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の脚本を書いた時、直感に従ったのだという。ディズニーによる「スター・ウォーズ」シリーズのメイン3部作最後の同作を監督したエイブラムスは、自身と脚本を共著したクリス・テリオが、同シリーズの最終話にふさわしい、「避けられない結末」を決めるに至ったそうだ。

 18日にロンドンで行われたヨーロッパプレミアで、エイブラムスはこう語った。「クリス・テリオと僕は、自分たちが見たいのは何か、この9章に渡るストーリーの必然的な結論とは何かについて話し合った。登場人物やテーマ、アイデアなんかをお互いに聞き合って、結果として僕らがどのように作るにしろ、自分たちの直感を信じるしかないって思ったよ。とにかくよく考えてみて、たくさんの質問をするものだけど、結局は直感に従うべきだよね」

 エイブラムスは以前にも同シリーズの作品の監督を務めており、通算でシリーズ7作目となる2015年公開の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」からコリン・トレヴォロウが監督の座を降板した後、その後任となっていて、今回の撮影を終えることはほろ苦い気持ちだったと明かしている。「僕にとって監督として戻って来て、最もエキサイティングだったことの一つは、あの素晴らしい俳優たちとまた仕事ができて、一緒に冒険に出ることができたことだね。自分も映画を鑑賞する観客として、見てみたいことだった」「(撮影終了は)ほろ苦いものだよ。それまでのようにみんなに会うことはないっていうのは悲しいね。でも、そもそも僕は戻ってくるはずじゃなかったから、今回はラッキーなことだった」「(プロデューサーの)キャスリーン・ケネディから電話があって、また戻ってきたいか聞かれた時に、あのシリーズに幕を下ろす手助けをするだけでなく、あの素晴らしい人々とまた一緒に仕事できるんだって感じたよ。これは逃せないってね」(BANG Media International/デイリースポーツ)

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