トム・ハンクス、金と権力に興味なし!?「けっこう裕福だけどね」

 トム・ハンクス(63)はお金と権力を気にかけないそうだ。ハリウッドの代表的俳優という位置づけにより名声と富を得たことには感謝しているというトムだが、演技が大好きなためやっているだけなのだという。

 「ひたすら言っていることだけど、演技が仕事、職業、作品となり得るのものだと気づいた時、それ以上楽しいことはないと思った」「今では少し持っているかもしれないけど、権力のためにやっているわけではない。お金のためにやっているわけでもない。けっこう裕福だけどね。いつでも好きな時にギリシャに行けるほど、余裕があることは事実だ。でもそのための演技ではない」とトムは語る。

 ハリウッドでも最も愛される俳優の1人に数えられるトムは、俳優業をこれ以上ないほど素晴らしく、エキサイティングな仕事だと感じているそうだ。ピープル誌のインタビューで若手時代を振り返ったトムはこう話す。「高校時代、オーディションに行っていたんだけど、だいたいオーディションは金曜にあって、月曜には結果が発表されていた。だからその週末は全然眠れなかったものだ。いまだに撮影直前の週末は同じ気分だよ。とにかく最高で、最も気持ちを掻き立てられ、挑戦を科せられる仕事なんだ」

 「プライベート・ライアン」や「フォレスト・ガンプ/一期一会」などを代表作に持つトムは先日、自分が演じた役で人に直接影響を与えられることの素晴らしさについて話していた。「人に『人の心に個人的なレベルで触れられるほどの仕事をしたんだ』って言えることには否定出来ないほどの力がある」「その時の自分が経験していたことや状況を覚えていて、それらの映画が当時ある意味必要なものであり、見たことで少し気分が良くなったりするんだからね」(BANG Media International/デイリースポーツ)

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