グウィネス・パルトロウ、女優業から引退?「演技への情熱を取り戻すことはもうない」
グウィネス・パルトロウ(47)は、自分にとってハリウッドの主役女優という時代は終わったと感じているそうだ。アカデミー主演女優賞を受賞した1998年作『恋におちたシェイクスピア』など数々の代表作を持つグウィネスだが、多くの映画で主役を務めるという責任感に疲れ果てているそうで、今後映画のポスターに一番に名前が出るような役を演じたくはないのだという。
それは元夫クリス・マーティンとの現在は15歳になる娘を妊娠中だった2005年、ドラマ作『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』を撮影している時に感じたのだそうだ。
現場でも悪阻に悩まされていたというグウィネスは、台詞を覚えることに困難を感じたため脇役を演じたいと思うようになり、マーベル・シネマティック・ユニバースの『アイアンマン』などで演じたペッパー・ポッツ役へとつながっていったという。
ハーパーズバザー誌新刊でグウィネスはこう語る。
「演技への情熱をまた取り戻すことはもうないでしょうね。女優業だけやっていた時は、本当に疲れ果ててしまった。現場に向かう車に座っている時やメイクを直している時とか、小さなことでさえ全て耐えられないほどになっていた。主演を務めた最後の映画の時、私は娘を妊娠中だった。ロンドンの舞台で演じた作品の映画化で『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』というタイトルだったんだけど、『もうだめ、これ以上は出来ない』って思ったの」
「悪阻もあってすごく辛かったのに、5ページにも渡る台詞があった。だから娘が生まれた時、大幅な休みを取ることは決めていた。それ以来何も主演はしていないってわけ」
現在グウィネスは、ライフスタイルブランドのgoopの方に力を入れている。同ブランドは世界中で益々拡大しているだけでなく、そのビジネスの裏方を描いたシリーズもネットフリックスで放送予定だ。(BANG Media International/デイリースポーツ)