レオ様、未だに主演作の結末が理解できない!?
レオナルド・ディカプリオ(45)は今でも『インセプション』のエンディングに戸惑っているそうだ。2010年に公開されたクリストファー・ノーラン監督による同SF作品で主役を演じたレオナルドだが、その結末については全く分からないという。
同作のエンディングではレオナルド演じるドム・コブが自身の子供たちと再会していたが、作品自体が複雑なストーリーのため、それが夢なのか現実なのか明確にはなっていない。全体的に夢の中の世界で進行する同作では、登場人物たちは夢と現実を区別するアイテム、トーテムを持っており、最後のシーンで、コブのトーテムが揺れるように見てとれるため、その結末が議論を呼んでいた。
ポッドキャスト『WTF』でレオナルドはこう話す。
「全く分からないね。自分のキャラクターに集中しているからね」
「クリストファー・ノーランや彼のマインド、そしてどうやって全てが繋がっていくのかってことになると、みんな常にそのパズルを解明しようってしていたよ。たぶん、見る人の考え方によるんじゃないかな」
また、コブの義理の父であるマイルズ教授を演じたマイケル・ケインも最初は結末に戸惑ったものの、最後のシーンにマイルズ教授が登場することで、コブは現実にいることを証明していると考えているようだ。
「『インセプション』の脚本を読んだ時、ちょっと混乱したんだ。それでノーランに、『どこが夢なのか分からない』って言ったんだ」
「それで『いつが夢でいつが現実なのか?』って聞いたら、ノーランは『あなたがシーンに登場する時は現実ですよ』って言われた。だから、『分かった。自分が登場している時は現実で、そうでない時は夢』ってね」(BANG Media International/デイリースポーツ)