タランティーノ、監督業を引退?父親業に専念する準備万端!
クエンティン・タランティーノ(56)は監督業を引退し、父親になる準備ができているそうだ。これまでにも10作品製作した後に引退すると言及してきたタランティーノだが、最新作となる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は第9作目としてカウントされている。
現在妻ダニエラ・ピック(36)が2人の第1子を妊娠しているタランティーノは、今こそキャリアよりもプライベートを優先する時が来たと考えているようで、ABCニュースのウェブサイト、ポップコーンでのインタビューでこう語っている。
「新米の父親、そして夫として良い存在になれるよう文筆業にもう少し力を入れる、今こそ(自分の人生における)第三幕っていうように感じているんだ」
「ドイツにしろ、スリランカにしろ、次の作品が撮影される場所に家族を引きずり回すなんてことはしたくないからね。もう少し家庭を大事にして、もう少し文学者然としたいと思う」
また、タランティーノは十分ハリウッドで楽しんだとし、若いフィルムメーカーたちにチャンスを与えたいと続けている。
「監督業は若者の仕事だって気がするね。映画界は変化していて、自分は年をとったと感じているよ」
そんなタランティーノの10作品目については明らかにされていないが、以前「スター・トレック」シリーズ新作のアイデアがあり実現を望んでいるものの、同作でメガホンを取ることはなさそうだと明かしていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)