「タイタニック」出演を断っていた大物女優 大ヒット記録も後悔なし
クレア・デインズ(40)は「タイタニック」への出演を断ったことに後悔は全くないそうだ。1996年作品「ロミオ+ジュリエット」でレオナルド・ディカプリオと共演したクレアは、翌年に公開され大ヒットを記録した「タイタニック」でディカプリオと再共演を果たすチャンスがあったものの、当時は名声に対する心の準備ができていなかったのだという。
ダックス・シェパードのポッドキャスト「アームチェア・エキスパート」で、最終的にはケイト・ウィンスレットに渡った役柄のオファーがあったかと聞かれたクレアはこう答えている。「あったと思う。はっきりと分かっているわけじゃないんだけど。とても興味はあったけど、ちょうどレオとメキシコ・シティであのロマンティック大作(『ロミオ+ジュリエット』)を撮影したところで、『タイタニック』もそこで撮影されるってことだった。でも私には心の準備ができていなかったのよ」「自分でも、そう(非常に有名に)なる、もしくはそれに近づくことになるって気づいていたんだと思う。ただ私にはできなかった。やりたくなかった」「(『タイタニック』出演は)私が対応出来ないと分かっているところに放り込まれることだった。自分にはたくさんの基礎作りが必要だって分かっていたから」「悩んだりはしなかったわね」「異なったクリエイティブな経験を積みたかったけど、あれは繰り返しのように感じた」
さらに、クレアはディカプリオも『タイタニック』に出演することを迷っていたものの、結果的にはジャック役を演じることになったのだと振り返っている。「当時、私とレオには同じマネージャーがついていて、ちょうど2人とも事務所にいたの。私はバルコニーにいて、レオがレンタルした赤いオープンカーに乗って駐車場をグルグルと運転しているのが見えた」「彼があの作品に出ようか迷っているのが分かった。そしたら私を見上げて、『出演するよ。やってやる』って言ったの」「完全に決心した様子ではなかったけど、『知るか。これは逃せない』って感じだったわね」「それで私もレオに『なんであなたが引き受けるのかすごく分かる。でも私は準備できてない』って伝えたの」。(BANG Media International/デイリースポーツ)