キャサリン妃、8年前の着回しドレスで登場!英国アカデミー賞、ドレスコードは自然環境への配慮
英国アカデミー賞(BAFTA)で、参加者に自然環境に配慮したサステイナブルファッション着用が求められていたという。それを受け、2日の同式典では、新品のドレスでなく自前のもの、もしくは貸衣装をまとったスター達が溢れる様相を呈していた。
主催者側が出席者全員に、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション監修サステイナブルファッションの手引きを事前に送っていたそうで、カーボンニュートラルの式典が今後も増えることを期待しての判断だという。
その手引きでは「Hurr Collective」「By Rotation」「My Wardrobe HQ」といったレンタルファッションサイト、「Vestiare Collective」「Depop」といったファッション再販サイトを最大限に活用することが推進されていたそうだ。
また、どうしても新しい服を着ていきたい出席者にはステラ・マッカートニーやリフォメーションといった環境にやさしい素材を使うサステイナブルファッションブランドのものが提唱されていたという。
その手引きにはこう書かれている。
「このアワードシーズンでBAFTAは今まで以上に式典におけるサスティナビリティについて考慮していきます。ゲストの方々にもサステイナブルなドレスを勧める次第です」
「ファッションとサステイナビリティについての詳細を説明するため、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションがBAFTAをサポート、サステイナブルな着こなしについて情報を提供してくれました」
また同式典の広報は、「サステイナビリティはBAFTAにとって大変重要なことです。我々は今までにも増してそれに取り組んでいきます」「サステイナブルな選択が可能でない場所ですが、BAFTAはゲストの皆さんの会場までの旅を相殺する方法としてサステイナブルファッションを提案します」と記していた。
他にも同式典での食事も全てヴィーガン料理だったようで、式典恒例のお土産袋も取り止めとなったそうだ。
英国アカデミーのピッパ・ハリス会長は「皆さんと同じように、我々も気候変動の影響について著しく懸念しています。何もしないというのは受け入れ難いことです」「昨年そしてここ8か月間は特に、総出で式典そのものだけでなく、レッドカーペット、グロブナーハウスでのディナー、そして最終的にはBAFTAを形成する全ての要素をカーボンニュートラルできるよう取り組んできました」と話した。
ウィリアム王子と共に出席したキャサリン妃も2012年9月、マレーシア訪問時のパーティーで使用したドレスを着用している。(BANG Media International/デイリースポーツ)