「痩せすぎ」「イラつく」人気女性歌手、自身を酷評し休業の一因となった芸人に神対応
テイラー・スウィフトが、コメディアンのニッキー・グレイザーから外見や体型を批判する「ボディ・シェイミング」を受けていた件で、本人から謝罪を受け取ったという。
ネットフリックスから放送されるテイラーの新ドキュメンタリー番組『ミス・アメリカーナ』は、2016年から17年にかけ約1年間、表舞台から姿を消した謎について探っている。そのなかでテイラーに対する批判コメントの数々取り上げられているが、その1人だったニッキーがインスタグラムを通して今回詫びを入れたかたちだ。
「テイラーが大好きよ。残念な事に新しいドキュメンタリーで、彼女について悪く言う1人として私が取り上げられてるけどね。1年間本人が休業する理由を作ったみたい。本当に皮肉だけど、私のことを知っている人は私がどれだけ彼女とその音楽に入れ込んでいるかを知っている。先週その番組の予告の配信が開始されるやワクワクしながら1人でベッドで見た。そこで初めて自分の声を聞いて恐れおののいたわ。5年前の私のインタビューで、本当に酷い口調で、『(テイラーは)痩せすぎ。イラつくわ。彼女のモデル友達も皆ね』だってちょっと!」
「この発言は心理学のテキストで、投影についての事例として使われるべきだわ。私の作品について知っているなら、私が過去17年に渡って摂食障害を患っているのを知っていると思う。当時の私は多分、自分を太っていると思い、嫉妬を感じていたんだわ。自分もあまりに痩せすぎだって言われたことがある。悩んでいる時にそう言われるのがどれだけ嫌な気分かわかる。私は彼女のモデル友達にイライラしていただけなの。自分も彼女の友達になりたいけど、モデルじゃないってね。とにかくただただ謝りたい。私にとって本当に大きな存在である人によ。熱心なテイラーファンから殺しの脅迫を貰ったけど、私もファンだから本当に理解できる」
「だから私が『ろくでもない人間として死んでしまう』前に、このメッセージが彼女に届き、私が与えてしまった如何なる痛みについても申し訳なく思っていること、いつか友達になれたら(私がモデルをやり始める時にでも)嬉しいということ、彼女の音楽が私の人生とコメディに計り知れない影響を与えていることを知ってもらえればと思う。実際彼女の『ザ・マン』は私の新ネタの源だし、現在のツアーでも繰り返し使っている。愛しているわ、テイ。あなたの番組の99.97%をとっても楽しみにしているわ」
一方、テイラーはこの謝罪コメントにこう返している。「ワオ。本当に感謝している。あの番組の大きなテーマの一つは、時間と共に私たちは意見を変えてゆき、成長し、自分自身について学ぶ能力があるっていうのだから。可哀そうに、私と同じ悩みを抱えていたのね。大きなハグを送るわ」 (BANG Media International/デイリースポーツ)