ジェニファー・ロペス、スーパーボウルでヴェルサーチェの衣装を早着替え
ジェニファー・ロペス(50)が2日に行われたスーパーボウルのハーフタイムショーで130人のダンサーを引き連れて披露したパフォーマンスでは、衣装213着と靴143足が必要だったという。ヴェルサーチェのコスチュームを何着も着用したジェニファーだったが、たった6分間のステージのための準備はコンサートを超えるものだったそうだ。
スタイリストを担当したロブ・ザンガルディはハリウッド・リポーターにこう話す。「ジェニファーのツアーでは2時間半のステージのために140着の衣装を用意しましたが、今回は6分間のショーのためだけに213着の衣装と143足の靴をデザインしました」「フィッティングの後、25人のスタッフが50時間以上かけて準備しました。衣装部屋には16人のテーラーがいて、3つの言語(スペイン語、イタリア語、英語)が飛び交っていましたよ」
さらに、ロブと共同スタイリストのマリエル・ハーンは今回のステージに向けて昨年9月から準備を始めていたそうで、ロブはこう続けている。「初めからヴェルサーチェのコスチュームにしたいと考えていました」「ジェニファー・ロペスのパフォーマンスとなると、ヴェルサーチェのようなステージ衣装を作れるブランドは他にはありません。特にこのレベルでのステージならなおさらです」「ヴェルサーチェは私達とチームを組むことを喜んでくれていて、ドナテッラ(ヴェルサーチェ)は最初の段階から携わってくれました。去年、キャンペーンの撮影をした時に話し合いの場を設け、アイデアやセットリストを共有し、全ての過程でドナテッラが承認してくれていたんです」
また、今回スタイリスト陣にとって最も大変だったことは、衣装替えを素早く簡単なものにすることだったそうで、マリエルはこう説明する。「ジェニファーは常にステージ上にいるので、衣装をデザインする段階で、重ね着するか上から着せられるものにする必要があると分かっていました」「ツアーでも早着替えはよくやりますが、今回のステージでは最長の着替えでもたった7秒だったんです。単純に脱いだり着たりすることでもリハーサルが必要でしたし、スムーズに見せるため何度も改良を重ねなければなりませんでした」(BANG Media International/デイリースポーツ)