若手美人女優 式典で着用のグッチのドレスは廃棄生地を再利用
シアーシャ・ローナン(25)が英国アカデミー賞(BAFTA)で着用したのは、廃棄処分されたサテンから作られた生地のドレスだった。3日の同式典でシアーシャはシンプルな黒のグッチのドレスで登場しており、その再利用された生地の技術にシアーシャのスタッフらは未だ感嘆しているという。
担当スタイリストのエリザベス・ザルツマンは英ヴォーグ誌にこう話す。「資源や時間を無駄にしないドレスを作りたいと思っていました」「ここまでシンプルに徹したのは初めてです。しかし製作に費やされたその熟練技術には目を見張るものがあります。本当にクラシックなものというのは、得てして作るのが最も困難なのです。このユニークな作品を祝福できてうれしいです」
また、同ブランドはこれまでシアーシャのドレスを何着も製作しており、「アレッサンドロ・ミケーレのチームは人々と環境を真剣に考慮していて、それがブランド精神と言えます。グッチはエキゾチックレザーや毛皮を倫理基準のもと使用禁止にした初のブランドのうちの一つです」とエリザベスは説明する。
そしてシアーシャ自身も様々なレッドカーペットを経験し、自信が生まれてきたとしてエリザベスはこう続けた。「深くて意味のある会話を私たちがしているわけではありませんが、シアーシャがスポットライトを浴びる自分の姿により満足してきたように見えるのは興味深いことです。彼女は時代劇をずっとやってきていましたが、今私の目の前には自信を持って立つ非常に美しい女性がいます。新しいことに挑戦するのを厭わない女性です。自分に満足すること、それが一番大事ですから」(BANG Media International/デイリースポーツ)