1Dメンバー、家族の死と元メンバーとの不仲を聞かれ激怒「BBCに2度と出ない」
ルイ・トムリンソンが英BBCの朝番組「ブレックファスト」に2度と出ることはないとしている。3日放送のインタビューを受けての判断だそうだ。
その番組でルイは司会のダン・ウォーカーとルイーズ・ミンチンから、自身の母や妹の死などの喪失の経験をふまえ、どのように曲を作っているのかと聞かれていた。ちなみにルイの母ジョアンナは2016年に白血病で、妹のフェリシティは不慮の薬物過剰摂取で昨年3月、18歳で帰らぬ人となっている。
母について歌った曲を含むデビューソロアルバム「ウォールズ」の宣伝の一環で同番組に出演したルイだが、収録後「絶対にあの場所には戻らないと思う。ハハ!サポートしてくれるファンの皆に愛を送るよ」とツイート、その後司会のダンが「そんな風に思わせてしまい申し訳なく思う。今朝の『BBCブレックファスト』での君との対話は素晴らしかった。もし良かったら不満に思っている理由を教えてくれる?」と返していた。
そこでルイは家族の死について聞かれたことを筆頭にこう始めた。「君たちが僕の悲しみについてしつこく聞いてきたことに動揺した。自分に本当に近い人間2人を失うことがどれだけ辛いのかなんて言わなくたってわかる。最低でも、そういった深い痛みについてはインタビューで答えたくないとした僕の意思を尊重して欲しかった」「その悲しみについて創造的手法で外に出せる僕はラッキーだった。だからってゴシップ目的でその話題にふれていいわけじゃない」「とにかくネガティブなことはごめんだ。今週は最高だね」
これに対しダンは、自身とルイーズはルイを動揺させる意図など全くなかったとしてこうツイートしている。「ルイ。僕らはニューアルバムで、母親のことを歌っている曲について尋ねたんだ。それは心痛む経験だっただろうし、僕らはそれを掘り下げなかった。君を動揺させたりゴシップ的なノリだったわけじゃ全くないんだ。それは『BBCブレックファスト』の主義じゃない」
その問題のインタビューで、所属のワン・ダイレクションの元メンバー、ゼイン・マリクとの不仲や同グループの再結成についても聞かれ、さらに気を悪くしたルイはこう答えていた。「これで君たちは全部チェックしたね。僕のトラウマ、ゼイン、そして遂にこれ(ワン・ダイレクションの再結成)だ。素晴らしい」「皆にするのと同じ答えを言うよ。何処でやるのか僕は知らない。いつなのか僕は知らない。一緒にまたやらないなんて馬鹿げていると思う。でも僕らは知らないんだ。僕は自分のファーストアルバムをリリースしただけ。それが僕が今ここにいる理由さ」(BANG Media International/デイリースポーツ)