グラミー賞受賞の歌姫、過去のレイプ被害告白「薬を使われ、何日か監禁されていた」
2009年の「第51回 グラミー賞」でポップアルバム賞を受賞した英ウェールズ出身歌手のダフィ-(35)が、レイプ被害を告白した。2010年のセカンドアルバム『エンドレスリー』以降、音楽シーンから姿を消していたダフィ-だが、今回その理由を本人が告白、性暴行を受け数日間に渡って監禁されるという壮絶な体験を明かした。
インスタグラムにはこう綴られている。
「これを書くかどうかどれだけ考えたことか。どう書こうか、その後の自分の気持ちなんかをね。何で今のタイミングなのか、自分が話すことに興奮と自由を感じている理由について実はわかっていない。説明できないものなの」
「多くの人は私に何が起こったのかと思っていたでしょう。どこに消えたのか、理由は何だろうって。ある記者が私に何とかコンタクトを取ってきて、この前の夏、彼に全部を話した。とても優しい人で、やっと喋れたことですっきりした気分になった」
「本当のことを言うと、信用してね、私は大丈夫、今は無事。レイプされ、薬を使われ、何日か監禁されていたの」
その後何年にも渡って徐々に快方に向かったというダフィ-。
「もちろん、私は乗り越えた。回復には時間がかかった。それについて軽く言うことはできない。けどこの10年、何千日にも渡って、自分の心の中にまた太陽が昇って欲しいと私は執拗に願ってきた。そして今陽が灯ったの」
「その痛みについて何故声を上げなかったのか?自分の眼に映った悲しみを世界に見せたいと私は思わなかった。自問したわ。壊れてしまった心でどう歌えるのかって。でもゆっくりと修復されたの」
今回の投稿をダフィ-はこう締めている。
「数週間後に、受けたインタビューを投稿する。質問があれば、答えたいとも思っている。できたらインタビューの形式でだけど。神聖な愛を感じ、この数年に渡るあなたたちの優しさに本当に感謝している。友人でいてくれたあなたたちにね。ありがとうと言いたい」
「ゆっくりとまた動き始めた私を尊重して欲しい。家族に迷惑をかけたくないし、このことをポジティブな経験にするためにも私をサポートしてね」(BANG Media International/デイリースポーツ)