8歳の愛娘と共に事故死した伝説のレーサーの生涯が映画化…主演は渋いイケメン俳優
「ミュンヘン」「ハルク」などで知られる俳優エリック・バナが伝説的レーサー、マイク・ヘイルウッドを描く伝記映画で脚本、監督、主演の3役を務めるという。ザ・ハリウッド・レポーターによれば、エリックはヘイルウッドを自ら演じる一方で、ロバート・コノリーと共同でメガホンを取るようだ。
この作品では、イギリス人レーサーのヘイルウッドが、キャリアの絶頂期であった1967年を最後に一度引退したものの、11年間の活動休止期間を経て1978年に世界で最も危険なレースと言われるマン島TTレースで復帰を果たす姿が描かれる。
エリックは自らのピック・アップ・トラック・ピクチャーズとコノリーのアリーナメディアと共同で、ヘイルウッドの遺族から映画化の権利を獲得しており、ヘイルウッドの妻ポーリーンと息子デヴィッドは、今回の映画化に対する喜びのコメントを発表している。
ヘイルウッドはマン島TTレースで12回も優勝を収めたことで、世界的に最も偉大なレーサーの1人とされている。1981年に公道における交通事故により、同乗していた8歳の愛娘と共に40歳の若さでこの世を去った。
そんなヘイルウッドを描く作品でタッグを組むエリックとコノリーは、ジェイン・ハーパーの同名小説の映画化となった『ザ・ドライ』も共に手掛けた経験を持つ。
またエリックは大のモータースポーツ好きとして知られており、2009年には自身の初の愛車やその思い入れを描いたドキュメンタリー作『ラブ・ザ・ビースト』で監督デビューを飾っている。
(BANG Media International/デイリースポーツ)