自主隔離中のシュワルツェネッガー「馬鹿者たちは無視すること」
アーノルド・シュワルツェネッガーが食べ物を必要とする家庭を支援するため、動画アプリTikTokとタッグを組んだ。シュワルツェネッガーが運営するアフター・スクール・オールスターズは通常、子供のために放課後活動を提供することを目的としているが、新型コロナウイルス拡大防止のために学校が閉鎖している状況を受け、代わりに助けを必要とする人たちへ食料を届ける活動に取り組むことにしたそうで、TikTokから300万ドル(約3億3000万円)の寄付を受けたという。
同アプリのビデオでシュワルツェネッガーはこう明かしている。「コロナの惨状が理由で、子供たちが学校に行けず、放課後の活動を提供する代わりに、助けが必要な家庭に食料を提供することが良いんじゃないかと思った」「でも、もちろん最高の考えがあっても、それを実現する資金がなければ何もできない。そこでTikTokが参加して、助けが必要な家庭に食べ物を届けるためにと大金を寄付してくれた」
これにより、アフター・スクール・オールスターズからニューヨークやニュー・ジャージー、ロサンゼルスやマイアミを含むアメリカ国内60都市に食料や食料品店で使えるギフトカードが届けられることになるという。
そんなシュワルツェネッガーは先日、コロナウイルスのパンデミックの深刻さを無視している「馬鹿者たちは無視するよう」呼び掛けていた。
インスタグラムへの投稿で、自らが自主隔離中で、今後しばらくはペットたちと過ごすつもりだと明かしたシュワルツェネッガーは「大事なことは家から出ないこと。今は外出禁止令が出ているんだから。誰も外出しちゃいけないんだ。特に72歳なんてね」「65歳以上の人たちはもう家から出ることを許されていない。自宅にいること」「出来るだけ家にいること。専門家の意見を聞き、馬鹿者たちは無視すること。一丸となって乗り越えるんだ」と呼び掛けていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)