カニエ・ウェストの高校時代のアートに１万６０００ドル（約１７０万円）から２万３０００ドル（約２５０万円）相当の価値があるようだ。カニエの親戚が米公共放送サービスの番組「アンティークス・ロードショー」に出演した際、カニエが１７歳の時に描いたという作品の数々の鑑定を依頼したところ、驚くべき価値があることが判明したかたちだ。

　同番組の鑑定士ローラ・ウーリーは、一番大きな作品で６０００ドル（約６４万円）から８０００ドル（約８６万円）、そのほかの作品に２０００ドル（約２１万円）から７０００ドル（約７５万円）の値を付けた。

　ウーリーは有名人のアイテムがオークションに出品される際、その人物の人気が大きく値段に影響することを指摘しながらも、カニエに芸術の才能があることは明らかだと述べている。

　今回の作品の中には、１９９５年のものと思われるカニエのコレクションに向けたシカゴポラリス高校時代の広告があり、そこではカニエのコレクションが３点で３０ドル（約３２００円）、１点で１２ドル（約１３００円）と書かれている。

　今回番組に出演したのはカニエの従兄弟の妻だそうで、この作品の数々は０７年にカニエの母ドンダが他界した際に、カニエがその従兄弟にプレゼントしたものなのだそうだ。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）