スーパーモデルの顔を日本では修正?「モデルを始めたころ…」

 シンディー・クロフォード(54)はモデルになり立ての頃、ほくろを取るよう勧められていたそうだ。高校生だった当時、唇の上のトレードマークを除去しないと成功しないと助言を受けたという。

 ナオミ・キャンベルのライブ配信『ノー・フィルター・ウィズ・ナオミ』に出演したシンディーはこう振り返っている。

 「アメリカ版のをやる前にイギリス版ヴォーグの表紙をやったの。デヴィッド・ベイリーが撮影だったと思う。その写真は修正されたわ。だから表紙の私にほくろがないのよ」

 「初めてモデル事務所に行った時。シカゴのね。本当に小さなところだった。名前も覚えていないんだけど。ほくろを取るよう私は言われて、母は『わかったわ。やってもいいけど、傷跡がどうなるかは分からないわよ。あなたのほくろは見ての通りだけど』って」

 結局シンディーは取らないことに決めたものの、多くの雑誌がほくろをメイクで隠すか、撮影後修整していたそうだ。

 「シカゴでモデルをやり始めた頃は、それを隠そうとした人もいたけど、私のほくろは平らじゃないからできない。隠せば大きなニキビみたいになってしまう。シカゴでは許容範囲だったようだけど、日本で働いた時は、時々修正されて無くなっていたわ」

 そしてナオミから、ほくろを消された時の気持ちを聞かれたシンディーは、「そんなに気にしなかった。子供の頃はそのビューティーマーク(ほくろ)が嫌いだったから。妹から醜いマークだって言われたりもした。自分にないものを常に欲しがるのが人間よね。カーリーヘアーの女の子はストレートに、ストレートの女の子はカーリーになりたいって」と答えていた。

 一方、米版ヴォーグの撮影がそんな状況を変えたという。

 「リチャード・アヴェドン、ポリー・メロンと一緒に初めてアメリカのヴォーグの表紙をやった時、そのままにしておくのかどうか分からなかったけど、結果そのままだった。でアメリカのヴォーグがそうなって以来、ほくろの問題は無くなったの」

 そして、女性がありのままの自分に満足できるのに役に立てたとして、「ビューティーマークがある女性はたくさんいる。ヴォーグや他の雑誌の表紙でほくろを隠さない私を見て、自分のそれも気にせず楽な気持ちになってくれたんだわ」と続けていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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