「スパイダーマン」スピンオフ作品は女性ヒーローが主人公 女性監督がメガホン

 S・J・クラークソンが、女性スーパーヒーローを主人公とした「スパイダーマン」スピンオフ作品でメガホンをとる。ヴァラエティによると、ソニー・ピクチャーズが贈る、コミック版「スパイダーマン」に登場するマダム・ウェブが主人公の新作映画の監督を、人気ドラマ「HEROES ヒーローズ」などを手掛けたクラークソンが担うという。

 マダム・ウェブは、コミックの中では、蜘蛛の巣のような生命維持装置につながれ、悪役と闘ったことなどない老女として描かれているが、その設定は変更の可能性もあるようだ。

 「スパイダーマン」関連の全キャラクターの版権をマーベルと共有するソニーは、マダム・ウェブ役候補としてエイミー・アダムスやシャーリーズ・セロンらの名前を挙げており、大物女優のキャスティング後、それに合わせ脚本を作る予定だという。

 クラークソンはこれまでに、マーベル・コミックに登場するキャラクターを描いたネットフリックス配信ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」を始め、「サクセッション」や「Banshee/バンシー」などテレビ番組を手掛けてきており、映画では2010年作品「トースト」で監督を務めている。

 一方で、デッドラインによると女性主人公の「スパイダーマン」スピンオフ作品がもう1本企画されているようだ。この作品では、研究中にウイルス感染した結果超人的力を手に入れ、ジャックポットというヒーローになって行く女性科学者の姿が描かれ、脚本はマーク・グッゲンハイムが執筆するという。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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