glee女優、過去の差別暴露され契約打ち切り 黒人共演者から「生き地獄」非難
女優のリア・ミシェル(33)が、ドラマ『glee/グリー』で共演したサマンサ・ウェア(27)から「生き地獄」を味あわされたと非難されたことにより、ミールキット宅配会社ハローフレッシュから宣伝契約を打ち切られた。リアは先日、反人種差別運動「ブラック・ライヴス・マター」を支援するコメントをソーシャルメディアに投稿、それに対し、同ドラマで共演した黒人俳優達が過去にリアから受けた対応を明かし、偽善者と指摘していた。
同社は、サマンサのコメントを受けてリアとの契約打ち切りを決定、こうツイッターに発表している。「ハローフレッシュは、いかなる人種差別行動や不公平な扱いも容認しません」「弊社は先日語られたリア・ミシェルに関する主張を聞いて失望し、落胆しています。我々はこれを真摯に受け止め、リア・ミシェルとのパートナーシップを直ちに終了しました」
夫ザンディ・リーチとの間の第1子を妊娠中のリアは、先月20日にも同社の宣伝活動を行ったばかりだが、ある関係者がピープル誌に話したところによると、同社との契約は今回の騒動に関係なく終わりに近づいていたという。
サマンサは、リアが白人警察官に黒人男性ジョージ・フロイドさんが殺害されたことを受けて「ジョージ・フロイドは、こんなひどいことをされるに値しない。これは、孤立した出来事ではなく、あってはならないこと。#BlackLivesMatter」と投稿したことに反応、「リア、私にとって初めてのテレビ出演で、あなたがそれを生き地獄にした時を覚えている?私は決して忘れないわ。あなたは皆に『機会があったら私のウィッグにうんちをする!』って言ったわよね。このほかにも自覚なき差別を色々受けたから、ハリウッドでのキャリアに疑問を抱くようになったのよ」と綴ったメッセージで返答していた。
そして同ドラマで共演した黒人俳優のアレックス・ニューウェル、アンバー・ライリー、ダビア・スネルもサマンサへの支援を表明、ダビアは、「『僕はここに属していないから』と言ってほかのキャストと同じテーブルに座らせてくれなかったよね。リア」と、自身の経験を明らかにしていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)