大麻についてのイベント出演の人気女性歌手「革命は一般の台所にも来ています」
ケリスが大麻に関するイベント「プロヒビション・パートナーズ・ライブ2020」に出演する。ヒット曲「ミルクシェイク」などで人気のケリスは、22日、23日と2日間に渡ってバーチャル形式で行われる同イベントで中心的な役割を担い、100人以上のスピーカーの1人として大麻のカルチャーや社会におけるその役割について議論することとなる。
ネットフリックスの番組「クックド・ウィズ・カナビス(大麻)」の司会も担当しているケリスは、同イベントの「カナビス・アメリカーナ」ステージに登場し、実際に大麻をメインとした料理を紹介する予定だという。
声明でケリスはこう話している。「大麻には世界的な革命が起きているところで、その革命は一般の台所にも来ています。大麻は料理の材料になりつつあり、シェフたちもプライベートディナーで豪華な大麻メニューを作っています。慣習的に大麻を食することは長い間、味よりもその効果を目的としてきましたが、合法化によって卓越したシェフたちが大麻の擁護者となってきているのです」
さらにケリスはディスカッション「ザ・サウンド・オブ・カナビス」にも参加予定で、大麻が長年にわたり音楽と関連づけられてきた事実を、大麻ブランドがいかに活用してオーディエンスと繋がれるか、また今後どうすれば大麻が音楽と文化との関係を通して、さらに主流となれるのかについて話し合うという。
ケリスに加えて、故ノトーリアス・B.I.G.の息子C・J・ウォーレスらも参加する同イベントは毎年、ロンドンのサウスバンク・センターにて開催されてきた「カナビス・ヨーロッパ」のプロデューサーによって開かれる。今年は新型コロナウイルスの感染拡大のため、「カナビス・ヨーロッパ」は中止となっており、その代わりとして、プロヒビション・パートナーズによって企画されているその他のイベントと同イベントが合わさった形で行われる予定だ。
ライブ配信される同イベントでは5つのバーチャルステージにて、CEO、政策立案者、文化的リーダーなどの基調講演やパネルトークが予定されている。(BANG Media International/デイリースポーツ)