人気ロックバンド 人種差別抗議活動から「注目逸らさない」ために新曲リリース延期
ブリング・ミー・ザ・ホライズンが世界各地で人種差別抗議が続いていることを理由に、ニューシングルのリリースを延期した。
「パラサイト・イヴ」を10日(水)にリリース予定だった同バンドだが、フロントマンのオリヴァー・サイクスは、「ブラック・ライヴズ・マター」の運動から少しでも注意を逸らすようなことはしたくないとして、発売を延期することに決定したと説明している。
インスタグラムでの告知にはこう書かれている。
「僕らが新曲を今週リリースする予定だったことを知っている人もいると思うけど、ものすごい運動が行われている今、重要なことから注目を逸らすようなことになるリリースやプロモーションをする気になれない。皆が分かってくれることを知ってる。だって僕らには世界最高のファンたちがいるし、そんなに長く待たせないと約束するから。それに嬉しいことに『パラサイト・イヴ』の後間もなくさらなる新作も予定しているから。でも今は良き戦いに立ち向かい続けて」
そんな同バンドは、2019年の「アモ」に続く新作に向け、新型コロナウイルスによるロックダウン生活中も熱心に作曲活動を続けていると以前明かしていた。
(BANG Media International/デイリースポーツ)