「007」新作でジェームズ・ボンドが父親に! 関係者明かす「彼も成熟」
「007」シリーズ最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」では、ジェームズ・ボンドが父親になるという。ダニエル・クレイグ演じるボンドは新作で、レア・セドゥ演じるマドレーヌとの間にもうけた5歳の娘マティルドの父親だとメール・オン・サンデー紙が伝えている。
このことは、俳優達に撮影スケジュールを伝えるコールシートがオークションサイトのeBayに出品され明らかとなった。
その進行予定表には、昨年のイタリアロケで撮影されたマドレーヌとラシャーナ・リンチ演じるスパイ、ノミ、そしてリサ=ドーラ・ソンヌ演じるマティルドのシーンの詳細が書き込まれていた。「シーン235」は、「島を背景に、ノミは、マドレーヌとマティルドを安全な場所に導く」と表現されている。
ある業界関係者は、ボンドが父親となる報道を事実だと認め、こう話している。
「本当ですよ。ボンドは父親です。ダニエルは、この新作をこれまでで最も驚きやエンターテイメントに満ちた作品にしたかったのです。ダニエルは歳を重ねてきていますし、彼のボンドも成熟してきていますから、父親というプリズムを通して人生を見ているのです。しかし、それ以上に多くのことが起こりますよ」
またダニエルにとって最後の007作品となる同新作は、「007 スペクター」から5年後に設定されており、ジャマイカでマドレーヌと共に退職後の生活を楽しんでいたボンドが、再び地球を救うミッションに呼び戻されてしまうといった内容だという。
「あまり言えませんが、新作には多くの捻りが用意されていますよ。家庭生活を楽しんでいたボンドが、再び世界を救う立場に追いやられてしまうんです」と同関係者は話す。
また、ボンドは生物学的パンデミックから世界を救おうと奮闘するようで「Covid-19ではないですが、似ていますね。とてもタイムリーです」と続ける。
「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は11月20日に日本公開予定だ。
(BANG Media International/デイリースポーツ)