米トップモデル チャリティーのためトップスとスカートをオークションへ
ジジ・ハディッド(25)が、チャリティーのため私物アイテムをオークションにかける。恋人ゼイン・マリク(27)との第一子を妊娠中のジジは、新型コロナウイルス感染拡大のさなか活躍する「NHSチャリティーズ・トゥギャザー」と「NAACP(全米有色人種地位向上協議会)」への寄付を目的として英ヴォーグ誌が主催するオークション「ザ・ウェイ・ウィ・ウォア」に参加するという。
ジジは、フェンティのトップスとスカート、そしてディオールのサドルバッグをオークション用に寄付するそうで、プレスリリースで「このような方法で、お返しができる機会を得たことに感謝しています。落札した人が、その貢献がCOVID-19で苦しむ人々を助けたことを念頭に、このフェンティのトップスとスカート、そしてディオールのサドルバッグを喜んで使ってくれることを願います。ゼインと私から皆さんに愛を送ります」と述べた。
対象となる慈善団体の一つ「NAACP」は、このパンデミックにおいて人々に手を差し伸べているだけでなく、人種差別抗議運動「ブラック・ライヴズ・マター」として全米で起こっている抗議活動へのサポートも行っている。
白人警官によるジョージ・フロイドさんの暴行死を発端として始まった一連の抗議活動だが、ジジは今回の件に関して「激怒。気分が悪い。心が痛む。でも驚きはない。こういった事はよくあり過ぎるから。拡散されている動画は単発の事件ではない。カメラに収められた時だけ、偏見を持った人や殺人者が取り締まりされて、クビになるようね。でも残念ながら、物事が変わっていける唯一の方法は、あれらの人種差別主義者、無知の人、モンスターたち(警官だろうとなかろうと)が逮捕されるという結果に向き合わなければいけないということ」とソーシャルメディアにつづり、アメリカ人に「人種差別のパンデミック」を対処するように呼び掛けていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)