ミュージカル「CATS」作曲家、映画版の演技を酷評「面白くもない改ざん」
作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェバー氏が映画版「キャッツ」でのジェームズ・コーデンの演技を批判している。オリジナルミュージカルで音楽を手掛けたウェバー氏は、トム・フーパー監督がメガホンを取った本作で紳士猫バストファー・ジョーンズを演じたジェームズの演技を認めていないようだ。
ウェバー氏は1998年の公演を配信したYouTubeライブのコメンタリーでこう語っている。
「私が書いたのは、(動作などが)間断ないバストファーなんです。他のバージョンで騙されないでほしい。面白くもない改ざんされた他のバージョンですが、カットするようにお願いをしました。何とか最悪なものは省くようにしたのです。この歌においてどう、(原作者の)エリオットっぽくなかったのかは言えません。ただ彼は確かにシーソーの上でブラブラしていませんでした」
このようにウェバー氏はジェームズの名前こそ出していないものの、暗に彼であることを示唆していた。
一方でジェームズは以前、批評家や観客から酷評されたとしても出演したことに後悔はないと話していた。(BANG Media International/デイリースポーツ)