脚本家デヴィッド・コープ 「インディ・ジョーンズ」最新作から降板

 脚本家デヴィッド・コープが「インディ・ジョーンズ」第5弾に、もはや関わっていないことを明らかにした。ハリソン・フォードがタイトルロールを演じる同シリーズ最新作の初期の草稿を執筆したコープだが、スティーブン・スピルバーグが監督から降板したことで、自らも降りる決意をしたそうだ。

 コライダーから、同新作に今でも関わっているのかと質問されたコープは「もう、関わっていません」と答えている。

 当初監督に決まっていたスピルバーグが降板し、代わりとして「LOGAN/ローガン」のジェームズ・マンゴールドが就任したのがその理由だとして「ジェームズには、自分の思うように作るチャンスが与えられるべきです。スティーブンとは数バージョン書きました。そしてスティーブンが降板したのですから、ジェームズが自分の解釈で、自ら脚本家を選ぶか、もしくは自分で書く時であると感じました」と説明している。

 「インディ・ジョーンズ」第5弾は、公開延期が4度発表されるなど、構築段階で難航しているが、同シリーズ全作で製作を担ってきたフランク・マーシャルは、後任にマンゴールドが決まったことは理想的な選択であったとして「彼はこのシリーズを愛していますし、素晴らしいフィルムメイカーです。それに、彼はハリソン(フォード)との良い関係を持っていますから、全ての適したピースが、適した時に合わさったというわけです」と以前話していた。

 またマーシャルは、新型コロナウイルスの感染拡大により製作開始が延期となっており、現在安全に撮影開始ができる方法を検討中だと明かしている。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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