ジャスティン・ビーバー 性的暴行疑惑を「不可能」と全否定 “証拠”を投稿
ジャスティン・ビーバーが、自身の性的暴行疑惑は「事実上不可能」だとしている。ヘイリー・ビーバーを妻に持つジャスティンは20日、2014年と2015年に自身から性的暴行を受けたという投稿がツイッターに現れたことに対し、暴行を行ったとされる日に自らが別の場所にいた証拠と共に連投でそれを否定した。
ジャスティンは、性的虐待被害者への敬意を示すため、時間を取ってその投稿に返答したと説明し、こう綴っている。
「僕はキャリアを通して頻繁に出てくるこうしたランダムな疑惑に対して普段反応することはい。しかし、僕の妻やチームと話をした結果、今夜ある問題について発言することを決心した。噂は噂だ。しかし、性的虐待に関しては軽く流すわけにはいかない。すぐに発言したかったが、日々この問題に立ち向かっている多くの被害者の方々への敬意を示し、何か言う前に事実を集めたかった」
さらにジャスティンは続ける。
「ここ24時間の間に、2014年3月9日テキサス州オースティンにあるフォーシーズンズ・ホテルで、僕が性的虐待に関わったという話がツイッターに現れた。はっきりさせておきたいのは、この話は真実ではないということだ。僕があの場所にいなかった証拠を見せるよ。彼女が言っている通り、僕はオースティンで開催されたイベントSxswのステージに上がり、当時のアシスタントがステージ脇にいる中、数曲を歌って来場客を驚かせた。でもこの人が知らなかったのは、僕があのショーに当時のガールフレンド、セレーナ・ゴメスと一緒に出席していたことだ」
そしてジャスティンは、暴行があったとされる夜にセレーナといたことを裏付けする幾つかの記事のリンクをシェアし、「これらの写真は、2014年3月9日に僕がステージにいる姿と、その脇にいるアシスタント、そしてもう1つの写真には(セレーナと)2人でオースティンの町を歩いているところがはっきり写っている」と続けた。
ジャスティンはまた、その夜セレーナが同州ヒューストンでコンサートがあったため、夜遅くまでオースティンには到着しなかったことを証明する地元メディアの記事のリンクも掲載。9日はフォーシーズンズではなくラキンタに宿泊予定だったものの、予約の点で問題があったことから代わりにAirbnbのアパートメントに宿泊し、10日はウェスティンに宿泊したとして、その時のホテルの領収書の写真も投稿。「またフォーシーズンの地域マネージャーからは、僕が2014年3月9日にその建物に足を踏み入れなかったこと、また9日と10日の宿泊客でもなかったことの確認がとれている。必要であれば、メディアからホテルへの問い合わせも歓迎だ」と続けている。
またジャスティンは、この人物を訴えるつもりだとして「全ての性的暴行の訴えは、とても深刻に捉えられるべきであり、だから僕の返答が必要だった。しかし、この話は事実を踏まえると不可能であり、ツイッターと関係当局を交えて、法的に訴えるつもりだ」とも綴っている。
一方でジャスティンは2015年の件に関しては未だコメントを発表していないものの、ある関係者は「エンターテイメント・トゥナイト」に、ジャスティンはニューヨークで開催されたメットガラに出席したものの、その後直ちにヘイリーと共にロサンゼルスへ戻る飛行機に搭乗したため、その事件があったとされる夜は同市に滞在していなかったとして、それを否定している。(BANG Media International/デイリースポーツ)