人気バンドのボーカリスト 楽曲使用したトランプ大統領に激怒「ふざけるな!」
パニック!アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリーが、選挙集会でバンドの楽曲「ハイ・ホープス」を使用したドナルド・トランプ米大統領を非難した。ブレンドンは、大統領に同曲の使用を止めるよう、そして国民には11月の大統領選挙の際にトランプから大統領の座を取り上げるよう呼び掛けている。
ブレンドンはツイッターで怒りをあらわにしている。
「親愛なるトランプのキャンペーンへ、ふざけるな。勝手に僕の曲を流すのは止めてくれ。お断りだ。パニック!アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリーより」「親愛なる他のみんな、ドナルド・トランプは僕らが支持する事を一切象徴していない。僕らが最も望むことは、11月にこのモンスターを大統領から辞めさせること。みんな自分のやるべきことをしてくれ。headcount.org」
また先日には、トム・ペティの遺族が同じく選挙集会で楽曲「アイ・ウォント・バック・ダウン」が使用されたことを受け、使用停止通告を送ったと報じられたばかりだ。
トムの妻ダナと元妻ジェーン、そして子供2人の名で出された声明の中で、オクラホマ州タルサで開かれた選挙集会で「多くのアメリカ国民を無視し常識を外れたキャンペーン」に使用されたと批判していた。「亡きトム・ペティと遺族は、人種差別はもちろん、いかなる差別にも反対しています。トムは嫌悪を打ち出すキャンペーンに自らの曲が使用されることなど一切望まないことでしょう。彼は人々を一つにしたかったのですから。トムはこの曲を弱者、一般人、そして全ての人のために書いたのです」 (BANG Media International/デイリースポーツ)