リン=マニュエル・ミランダ、映画版『ハミルトン』への批判に返答

 リン=マニュエル・ミランダは、映画版『ハミルトン』への批判が妥当なものと考えているという。同ブロードウェイミュージカルを創作、脚本、出演したミランダは、2016年にリチャード・ロジャース・シアターで上演された舞台を記録した映画版が自身の理想的なバージョンとなっていたのかを疑問視する人たちに向けて反応したかたちだ。

 ミランダはツイッターでこうコメントしている。「(映画版への)全ての批判は妥当なものだ」「彼らの言う複雑さや間違いについて私はわからなかった。もしわかっていればそれに取り組み、カットしただろう」「6年かけて、2時間半のミュージカルに収めた。ベストを尽くしたよ。批判も真っ当だろう」

 先日からディズニープラスで配信開始された同作だが、ミランダによると、完成版を提出したのはわずか数週間前のことだったという。「完成版がなかったんだ。ミュージカルに非常に重要なサウンドミックスもなかった。だから、我々で編集することになって、レースのようになってしまったんだ。2週間くらい前さ、完成品を提出したのは」

 2004年にロン・チャーナウが発表した自伝『アレグザンダー・ハミルトン伝~アメリカを近代 国家につくり上げた天才政治家』にインスパイされ脚本を執筆したミランダだが、新型コロナウイルスのパンデミックにより劇場が数か月に渡って閉鎖されることが明瞭になったことで、映画版のリリースを関係者が決断したと明かしてもいる。

 またミランダは、ストリーミング配信するにあたりR指定にならないように配慮して製作したと続けている。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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