ウィル・スミス（５１）は妻ジェイダ・ピンケット・スミスと今でも話していることが「奇跡」と感じているそうだ。夫妻が短期間破局を迎えていた頃、ジェイダとオーガスト・アルシーナが恋愛関係にあったことを認めていたウィル夫妻だが、その状況は簡単なものではなかったようだ。

　ジェイダの番組「レッド・トーク・テーブル」に出演した際、１９９７年にジェイダと結婚したウィルはこう話す。「また君と口をきこうと思うかは分からなかった。今、こうして話していることが奇跡だ。（結婚は）心が弱い人には向いてない。経験しなければならないことがあるから。すべてが魔法や奇跡だらけなら良かったんだけど」

　そして２２歳のジェイデンと１９歳のウィローを持つ夫妻は、その別れが短期間で終わるとはどちらも予想していなかったという。ジェイダは「答えを見つけるために人は嫌なことも経験しなければならない。でも、私たち２人ともまさか元に戻るとは思ってもいなかったから、今はただ幸せ」と続けた。

　そんな経験を経て、２人は絆が一層強くなったと感じているそうだ。「どんな人間関係でもそうだけど、愛の深さを測るには、火の中を通る必要がある。それ以外の方法はないの」「それにあなたと私のこの一連の過程を経て、すごく感謝していることの１つは、見返りを求めない愛の新たなレベルに達したということ」とジェイダが言うと、ウィルは「何があっても一緒にいてくれる人がいると分かっていることには真の力がある。それに、実際にそういう経験をしてみないと本当に理解することは無理だから」と話した。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）