人気歌手、故ホイットニー・ヒューストンのバックステージに潜入 警備員を出世払いで“買収”
歌手のブランディは故ホイットニー・ヒューストンのコンサートのバックステージにこっそりと入ったことがあるそうだ。ブランディは2012年に死去したホイットニーを一目見たかったそうで、舞台裏に入れてくれるよう警備員を説き伏せたのだという。
ブランディはガーディアン紙のインタビューでこう回想している。「警備員にこう言ったの。『いつかスターになるから、連絡をくれれば請求書を全部払ってあげる』ってね」
どうにか忍び込んだものの、残念ながらホイットニーはすでにその場を去っており、憧れのスターに会うことが出来なかったブランディだが、音楽の道に進めばいつかホイットニーに会えると母親に慰められたという。「打ちひしがれたわ」「母は『音楽をやれば、彼女に会えるわよ』って言ってたけどね」
またブランディは、テレビ映画版『シンデレラ』でホイットニーと共演したことについて、「彼女と並んで仕事をしていたわけだけど、今考えてもとてもシュールだわ」と続けた。
一方で、8年振りとなるニューアルバム『B7』を今月リリース予定のブランディは、音楽ビジネスと関わってゆくのは楽ではないと認めている。「人気、そしてそれを維持しようということに一生懸命になって、自分が音楽と繋がっている理由を失うことがある」「私はそれを恐れているの。間違った理由で音楽を続けるなんて、全くごめんだから」(BANG Media International/デイリースポーツ)