人気セレブ女優、大統領選演説の夫をフォロー「素晴らしくも複雑」障害への理解訴え
キム・カーダシアン・ウェストが、夫のカニエ・ウェストの一連のツイートについて遂に口を開いた。今週カニエは、ツイッター上で妻のキムと2年間に渡って離婚しようとしていたと告白、「俺を監禁しようとしている」と非難するなどしていた。
また先週末の大統領選の演説では、カニエは夫婦の間にできた最初の子供を中絶しようとしたと涙ながらに訴えており、今回遂にキムがカニエの状態に関しコメントしたかたちだ。
「多くの人がご存知のように、カニエは双極性障害がある。同じ症状の人や周りにそういう人がいるなら、この病気を理解するのがどれだけ複雑で痛みを伴うものかはわかっているはず。これが私の家庭にどういった影響を及ぼしているのかについて話したことは一度もない。私は子供達を守りたいし、カニエには自分の健康についてプライバシーを守る権利がある」「でも今日私は何か言うべきだって感じている。メンタルヘルスに関する烙印や誤解があるから。精神疾患や強迫行動について理解ある人は、それを患うのが未成年でない限り、家族というものが無力な存在なのを知っているわ。この経験がない人たちはすぐに決めつけるし、家族や友人らがどれほど努力しても、個人がその回復過程に真剣に取り組まない限り無理だということを理解できない」
そしてカニエについて素晴らしくも複雑な人間だとし、キムは「カニエは有名人だし、今回の行動で人々が強い反応と共に彼を批判するのはわかるわ。素晴らしいけど複雑な人間で、アーティストで黒人男性であるプレッシャーに加えて、母親を失くして悲痛の中にいる。そんなプレッシャーと孤立は、双極性障害であることで、より重くのしかかってきている」と続けた。
現在カニエとの間に4人の子供がいるキムはこう締めている。「カニエと親しい人は、彼の心や言葉が意志とは無関係な時があるのを知っている。双極性障害だからって彼の夢や創造力はその規模にかかわらず、弱まったり減りなどしない。彼が天才である所以だし、私たちは全員それを見ているでしょ。彼は自分の夢の多くを叶えた。社会として私たちはメンタルヘルスの問題に柔軟さを持つよう議論しているけど、実際に罹っている個人個人にも手を差し伸べることが必要よ」(BANG Media International/デイリースポーツ)