エミー賞、『ウォッチメン』が最多26部門ノミネート
『ウォッチメン』が、28日(火)にライブストリーミングで発表されたエミー賞のノミネーションで、最多となる26部門に選出された。DCコミックを原作とする同HBO制作ドラマは、リミテッドシリーズ部門作品賞をはじめ、ジェレミー・アイアンズが主演男優賞、レジーナ・キングが主演女優賞にノミネートされている。
アマゾンドラマ『マーベラス・ミセス・メイゼル』が20部門と後に続いている。
「スター・ウォーズ」の実写ドラマであるDisney+の『マンダロリアン』がドラマ部門作品賞を含む15部門で選出されるといったサプライズもあった。ドラマ部門作品賞には、ほかにも『ストレンジャー・シングス 未知の世界』、『ブレイキング・バッド』のスピンオフ作『ベター・コール・ソウル』、『ザ・クラウン』、『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』、『オザークへようこそ』、『キング・オブ・メディア』『キリング・イヴ/Killing Eve』がノミネートされている。
一方で、2018年にアジア系女優として史上初で主演女優賞のノミネートを受けた『キリング・イヴ/Killing Eve』 のサンドラ・オーは、今年も同作品でドラマ部門主演女優賞にノミネートされており、共演のジョディ・カマー、『ユーフォリア/EUPHORIA』のゼンデイヤ、『ザ・クラウン』のオリヴィア・コールマン、『ザ・モーニングショー』のジェニファー・アニストン、『オザークへようこそ』のローラ・リニーとその座を狙う。
同部門主演男優賞候補には、『オザークへようこそ』のジェイソン・べイトマンほか、『POSE』のビリー・ポーター、『キング・オブ・メディア』からジェレミー・ストロングとブライアン・コックス、『ザ・モーニングショー』のスティーヴ・カレル、『THIS IS US 36歳、これから』のスターリング・K・ブラウンが名を連ねている。
第72回エミー賞授賞式典は、ジミー・キンメルが3度目の司会を務め、9月21日に開催予定となっている。
【第72回エミー賞の主要ノミネート一覧】
◇ドラマ部門作品賞
『ベター・コール・ソウル』
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』
『ザ・クラウン』
『キリング・イヴ/Killing Eve』
『マンダロリアン』
『オザークへようこそ』
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
『キング・オブ・メディア』
◇ドラマ部門主演男優賞
ジェイソン・ベイトマン『オザークへようこそ』
ジェレミー・ストロング『キング・オブ・メディア』
ビリー・ポーター『POSE/ポーズ』
スターリング・K・ブラウン『THIS IS US 36歳、これから』
スティーヴ・カレル『ザ・モーニングショー』
ブライアン・コックス『キング・オブ・メディア』
◇ドラマ部門主演女優賞
ローラ・リニー『オザークへようこそ』
ジェニファー・アニストン『ザ・モーニングショー』
オリヴィア・コールマン『ザ・クラウン』
ジョディ・カマー『キリング・イヴ/Killing Eve』
サンドラ・オー『キリング・イヴ/Killing Eve』
ゼンデイヤ『ユーフォリア/EUPHORIA』
◇コメディ部門作品賞
『インセキュア』
『ラリーのミッドライフ★クライシス』
『デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~』
『グッド・プレイス』
『コミンスキー・メソッド』
『マーベラス・ミセス・メイゼル』
『シッツ・クリーク』
『シェアハウス・ウィズ・バンパイア』
◇コメディ部門主演男優賞
アンソニー・アンダーソン『ブラッキッシュ』
ドン・チードル『ブラック・マンデー』
テッド・ダンソン『グッド・プレイス』
マイケル・ダグラス『コミンスキー・メソッド』
ユージン・レヴィ『シッツ・クリーク』
ラミー・ユセフ 『ラミー 自分探しの旅』
◇コメディ部門主演女優賞
クリスティナ・アップルゲイト『デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~』
レイチェル・ブロズナハン『マーベラス・ミセス・メイゼル』
リンダ・カーデリーニ『デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~』
キャサリン・オハラ『シッツ・クリーク』
イッサ・レイ 『インセキュア』
トレイシー・エリス・ロス『ブラッキッシュ』
◇リミテッドシリーズ/テレビムービー部門作品賞
『リトル・ファイアー~彼女たちの秘密』
『Mrs. America/ミセス・アメリカ』
『アンビリーバブル たった1つの真実』
『アンオーソドックス』
『ウォッチメン』
◇リミテッドシリーズ/テレビムービー部門主演男優賞
ジェレミー・アイアンズ『ウォッチメン』
ヒュー・ジャックマン『バッド・エデュケーション』
ポール・メスカル『ノーマル・ピープル』
ジェレミー・ポープ『ハリウッド』
マーク・ラファロ『アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー』
◇リミテッドシリーズ/テレビムービー部門主演女優賞
ケイト・ブランシェット『Mrs. America/ミセス・アメリカ』
シラ・ハース『アンオーソドックス』
レジーナ・キング『ウォッチメン』
オクタヴィア・スペンサー『セルフメイドウーマン~マダム・C.J.ウォーカーの場合~』
ケリー・ワシントン『リトル・ファイアー~彼女たちの秘密』
(BANG Media International/デイリースポーツ)