ベン・アフレック「チャイナタウン」製作秘話を描く新作で監督へ
ベン・アフレックが1974年公開作「チャイナタウン」の製作秘話を描く新作映画で主演兼監督を務めるようだ。「ザ・ビッグ・グッドバイ」と名付けられたその新作は、サム・ワッソン著書「ザ・ビッグ・グッドバイ:チャイナタウン・アンド・ザ・ラスト・イヤーズ・オブ・ハリウッド」がベースとなるという。
原作には、ジャック・ニコルソンやフェイ・ダナウェイが出演したロマン・ポランスキー監督による名作「チャイナタウン」の製作にまつわる話が綴られている。
映画スターとして人気絶頂期で、アンジェリカ・ヒューストンと交際中であったニコルソンや、妻を殺害されて悲しみにふけるポランスキーが、犯罪現場であるロサンゼルスに舞い戻った際、気を紛らわせる方法を思いつく姿などを追うほか、作品に参加することになる名プロデューサーのロバート・エヴァンスや史上最高傑作のオリジナル脚本と名高い同作を執筆したロバート・タウンなども登場する。
現在のところ、キャスティングについては明らかになっていない。
ベンは監督、製作、主演を兼任した2012年作「アルゴ」でアカデミー作品賞を受賞、禁酒時代を舞台にした2016年の犯罪映画「夜に生きる」でもメガホンを取った。
現在はマット・デイモンと共演となる新作「ザ・ラスト・デュエル」の撮影を再開したところだ。(BANG Media International/デイリースポーツ)