「ハリポタ」のスネイプ先生、かつて一般人から顔に唾を吐かれていた?
俳優の故アラン・リックマンが映画『ダイ・ハード』でテロリスト役を演じた後、通りすがりの人から唾を吐きかけられたというエピソードを『ビルとテッドの大冒険』のアレックス・ウィンターが明かした。2016年に69歳で他界したアランは、1988年のアクション映画『ダイ・ハード』で悪役であるハンス・グルーバーを演じていたが、その見事な悪党ぶりに、現実世界でも嫌悪感を抱かれていたようだ。
ニューヨーク・タイムズ紙とのインタビューの中で、1つの役柄のイメージが定着することについて話題になった際、「アラン・リックマンと一緒に道を歩いていた時のことを覚えている」「ファンが1人僕らのところに来て、その後アランにこう言われたんだ。『君はテロリストのハンス・グルーバーでなく、ビルで知られていてラッキーだよ。僕なんて、人が寄ってきて唾を顔に吹きかけられるんだから。君の場合は寄ってきたら、どんなに君のことが大好きか言ってきてくれるだろ』って」とアレックスは話した。
アラン・リックマンは『ダイ・ハード』以降、次々と映画に出演。特に『ハリー・ポッター』シリーズのセブルス・スネイプ役は有名で、原作ファンからも絶賛されている。
一方『ビルとテッド』シリーズ最新作『ビル&テッド・フェイス・ザ・ミュージック』で再度キアヌ・リーブスとタッグを組むアレックスは、およそ30年間の時を経てシリーズ復帰を決めたきっかけについて、「参加していてとても面白い作品だから。それでいて、感動もする。すっかり終わったという気分になるのは難しいよ。だってまだ真の挑戦が待ち構えているんだから」と説明している。(BANG Media International/デイリースポーツ)