アーノルド・シュワルツェネッガー（７３）がスパイを描いたドラマに主演する。これまでのＴＶドラマ経験はカメオ役のみというシュワルツェネッガーだが、スカイダンス制作の作品に主演が決まったという。

　デッドラインによると「ＳＣＯＲＰＩＯＮ／スコーピオン」のクリエイター、ニック・サントーラが手掛ける同新作は、父親と娘の関係に焦点をあてた内容となるそうで現在、配信サービス各社に売り込みをかけているほか、シュワルツェネッガーの娘役の女優を探しているところだという。

　これまでシュワルツェネッガーはテレビ界で、ドラマでは「ハリウッド・ナイトメア」や「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」にカメオ役や声で出演したのみに留まっているが、２０１７年には米リアリティー番組「ザ・ニュー・セレブリティ・アプレンティス」の最終シリーズでホストとして出演していた。

　一方で、俳優に転向する前に元々、ボディビルダーとしてキャリアを築くため、母国オーストリアからアメリカへ移住してきたシュワルツェネッガーは最近、自身の声や独特のなまりに慣れてもらえるよう、ラジオのインタビューをたくさん入れるようにしていたことを明かしていた。「その点では僕は少しながらも型を破ったと考えたいね。多くの人に僕の声を聞いてもらうことが必要だった。だから、僕の姿を見ずに僕の声を聴いてもらうため、それは多くのラジオのインタビューをしたよ」「最終的に（１９８２年作「コナン・ザ・グレート」を監督した）ジョン・ミリアスなどの監督たちにおなじみとなったんだ。『シュワルツェネッガーがやらないなら、自分達で作るしかない！』って言わせるくらいにね」（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）