『バットマン』撮影現場で主演俳優が新型コロナに感染?
『ザ・バットマン』で主人公を演じている俳優のロバート・パティンソン(34)が、新型コロナウイルスに感染したと報じられている。同作の撮影が最近、英ハートフォードシャーで再開したばかりのロバートだが、コロナ感染の陽性反応が出たことにより撮影が一時停止となっているという。
ワーナー・ブラザースのスポークスパーソンはこう声明を出している。「『ザ・バットマン』製作に関わる1人が新型コロナウイルス感染症検査で陽性反応が出たため、決められた手順に従い隔離措置をとり、撮影は一時的に停止されています」
この声明では、感染者の名前は明らかにされておらず、ヴァニティ・フェア誌は、それがロバート本人であると伝えている。
ワーナーによる声明が出される前の3日には、「撮影スタッフ」の1人が感染したとして関係者はこう明かしていた。
「撮影スタッフの1人が新型コロナ検査で陽性反応が出たという通知が送られてきました」
「現場はその話で持ちきりですが、誰が陽性となったのかは知らされていません。しかし、スケジュールは混乱していますよ」
マット・リーヴス監督による来年公開予定の同新作は3月、コロナ感染拡大に伴い撮影が中断され、ロックダウン期間を経て最近再開したばかりで、完成までには3か月分の撮影が残っている状態だという。
しかし今回の新たな中断により、さらに製作費が膨れ上がるほか、公開延期も懸念されている。ある製作スタッフは、撮影再開から3日で停止となり、今後最低2週間はその状態が続く見込みだとした上で、「(新型コロナウイルスの)全てはコウモリから始まったと考えられていますから、『バットマン』には抗体があると思ってたのに皮肉ですね」と話している。(BANG Media International/デイリースポーツ)