大物歌手同士の長期の確執 伝説の“妨害事件”は神のお告げによるものだった?

 カニエ・ウェスト曰く、2009年のMTVビデオ・ミュージック・アワードで、テイラー・スウィフトを邪魔したのは「神」からのお告げがあったからだという。カニエが10年以上前、当時まだ19歳だったテイラーが「ユー・ビロング・ウィズ・ミー」で最優秀女性ビデオ賞を受賞した際、ステージに乱入して代わりにビヨンセがトロフィーを貰うべきだと主張したことは有名だ。

 当時、カニエはマイクをテイラーから奪い取り「テイラーよ、受賞して本当によかったな。君に最後まで歌わせてやるよ。でも、ビヨンセのは史上最も素晴らしいビデオのひとつなんだ!史上最も素晴らしいビデオのひとつなんだ!」と発言している。

 そして、カニエは今となって、テイラーとの間に長期の確執を引き起こしたこの行為は、高貴な力が彼に与えた情報の結末だとして、ニック・キャノンのポッドキャスト番組「キャノンズ・クラス」に出演した際、こう話している。「たった今、神がこれを伝えてきた。もし神が俺にステージに乱入して、ビヨンセのビデオがベストだと言ってほしくなかったら、俺を一番前の席には座らせなかったはずだ。後ろの方に座っていたはずだと。この人物の名前を聞いたことがなかったし、『シングル・レディース』が史上最も素晴らしいビデオのひとつだからね。俺は賞式典がやらせなので行きたくなかったから、ヘネシーを飲んでいただけだ」

 しかし、2009年の決断に影響を及ぼしたのは神だったとしているものの、2016年に入院して初めて聖書を読みだしたという。「神は何度も俺をひざまずかせた。最初は2016年に病院に入れられた時だ。(その時)聖書を実際に読み始めたんだ。それは神が俺を覚醒させたことの一部でしかないけど。神は誰にでも使命を与えるのさ。それぞれ違う使い道でね」

 また、今年の米大統領選に立候補しているカニエは新しく発見した神とのつながりをファンにかっこ悪いと思われたくないとして「君に嘘はつかない。クールでいたい。クールでないと映るために、新たな環境に足を踏み入れたわけではないよ」と続けていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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