美人歌手、TVスタッフの性差別告発 「男性と同じように扱ってと言ってたよな?」と
マイリー・サイラスがMTVビデオ・ミュージック・アワードのスタッフから性差別発言を受けたという。先月末に行われた同式典で、新曲を披露したマイリーだが、照明に関してリクエストをしたところ、思いもよらない反応が返ってきたそうだ。
ポッドキャスト番組「ザ・ジョー・ローガン・エクスペリエンス」の出演時、マイリーは当時の様子をこう明かしている。「特別な照明は全て消して、部屋の灯りだけでやりたかったの。キーライトやビューティーライトなどなしでね」「ビューティーライトは常に女性に使われるものなの。それで私がそれを消してくれって言った。そのライトを消さなきゃトラヴィス・スコットとアダム・レヴィーンでさえ見分けがつかないからって。私はそこにあったレッドライトがいいって言ったの」「そしたら向こうは『分かったよ、じゃあ男性相手にやってるようにすればいいんだな』って。私が望んでいるのはまさにそれだったから」「そしたら、途中で私のブレスレットが何かに絡まる出来事があって、彼らから『男性と同じように扱って欲しいって言ってたよな?もし男性相手だったらこんな問題は起こってないはずだけどね』って言われた」
同式典では過去にホストを務め、数々のパフォーマンスを披露してきているマイリーだが、その扱いにはショックを受けたようだ。
アーティストとしての表現方法を伝えようとしたのに、そんなコメントをされてどう思ったかと尋ねられ、「私は自分の希望をはっきり伝えるタイプ。だから、『あいつはディーバ、嫌な女』とか思われるかもしれない」「でも、それがザ・ウィークエンドやクリエイティブの神みたいなカニエ(ウェスト)が同じことを言っていたら反応が違うじゃない。なんで私はクリエイティブの立役者として見られず、ただの嫌な女になってしまうわけ?」「カニエ・ウェストがパフォーマンスに向けて照明を自分で選んでも、誰も文句は言わないわ」と不満を表した。(BANG Media International/デイリースポーツ)