人気女性歌手、鎮痛剤過剰摂取で死去したプリンスに憤り「腹立たしい…怒りもある」
シーラ・E(62)が、故プリンスとの未発表曲について口を開いた。1984年発表の『パープル・レイン』で初めて仕事を共にした思い出を振り返りつつ、その存在について明かしたかたちだ。
「一緒につるむ人たちから彼はインスパイアされていた。それはとてもクールな事でしょ。同じタイプの人間とずっとつるんだりとかはなかったわ」
「アーティストとして、人間として成長するのは、自分を他人にオープンにした時でしょ」とシーラはガーディアン紙に語り、「出会ってから彼が他界する2,3年前まで、ジャムセッションを一緒にやり続けそれは止む事がなかった」「たくさんの音楽を作ったわ。何年にも渡って、四六時中一緒にスタジオにいたから」
そして、2016年4月にプリンスが鎮痛剤フェンタニルの過剰摂取で57歳の若さで死亡したことについて、シーラは憤りを感じているという。
「彼がいないことが腹立たしい。彼に怒りもある。そして『私は何かできたんじゃないか』と思ったりする」
またシーラは今回、ブラック・ライヴズ・マター運動を支持、人種差別問題についてこう話してもいた。
「いま、違いを生み出す素晴らしいチャンスだと思っている。今こそだって。不正、断絶、直し変えていかなければならないことが山ほどあるわ。今こそ声に出さなければいけない大事な時期、歴史を変える機会が私たちの前にある」
(BANG Media International/デイリースポーツ)