カニエ・ウェスト、大手レコード会社は「現代の奴隷船」と批判
ラッパーのカニエ・ウェストがユニバーサルとソニーを批判している。ソーシャルメディアへの投稿でカニエは両社を「現代の奴隷船」と呼び、自身が『旧約聖書』で民を助けた人物として登場するモーセの生まれ変わりだと宣言している。
ツイッターにはこう書かれている。
「みんなのユニバーサルとソニーとの契約内容を見ないと。俺の民が奴隷のように働かされているのを見ていられない」
「俺の民のためなら、自分の命を危険にだってさらす。音楽界とNBAは現代の奴隷船だ。俺は新生モーセなんだ」
キリスト教の熱心な信者であることで知られるカニエは、さらに続けた。
「俺は産業なんて気にしない。俺はキリストに仕えているだけ。世界を癒す必要がある」
「黒人同士の間での争いはやめだ」
「尊敬しあう必要がある。自分が所有しているわけでもないレーベル間でのディスり合いはやめよう」
「互いを殺し合うことはやめ、俺たちが神の民であることを神に見せよう。俺のエゴは俺の最高の面を引き出す。神は向こうの世界で金で人を見定めたりしない」
「愛し合おう。俺はブラザーや友人たちが恋しい。本気の語り合いが」と続けている。
「富」についての別のツイートは削除したと明かしながらも、さらには人々に立ち上がり、意思疎通を図ることを説く投稿を続けた。(BANG Media International/デイリースポーツ)