人気シンガーソングライター、歌姫に楽曲提供寸前…名曲過ぎて所属レーベルに止められた
アリシア・キーズは、自身の代表曲『イフ・アイ・エイント・ガット・ユー』をクリスティーナ・アギレラにあげるところだったという。アリシアは当初、代表曲の1つとなった同曲をクリスティーナに提供することに意欲的だったが、自身の所属レーベルに説き伏せられ、最終的には取り止めたそうだ。
音楽情報ウェブサイトのステレオガムにアリシアはこう話す。
「クリスティーナから『私に何か曲を書いてくれませんか?』と連絡が来たの。それからたくさんのメールも届いたわ。なんて素晴らしい声!彼女にぴったりなものを書けると思ったのよ」
「でも時が経って、まだ私は曲を書いてなかった。『クリスティーナに何かありますか?』とレコード会社から連絡があって、ちょうど『イフ・アイ・エイント・ガット・ユー』を書き終えたばかりだったの」
そこでアリシアはクリスティーナにその曲を提供しようと提案したそうだが「冗談でしょう?その曲はあげられませんよ。全く、気は確かですか?」と担当者にすぐさま却下されたという。
アリシアは2002年にクリスティーナのアルバム『ストリップト』で一緒に仕事をし、楽しい経験となったそうだ。
「当時、とても良い雰囲気の中で一緒に仕事ができたの」
「『イフ・アイ・エイント・ガット・ユー』を提供しようとしたことは決して忘れないわ。クレージーでしょ?だからこれは良い話なのよね」
一方、アリシアはエリカ・バドゥに刺激を受けている事を明らかにし、エリカの「スタイル」センスが大好きだと話している。
「それまでの人生でこれほど人に嫉妬を感じたことはなかった。自分の音楽をどのように作り上げるかを考えるだけで精一杯だったから。それがどんな音であるべきか分からなかった。そこにエリカが独自のやり方を持って颯爽と現れたのよ」
「エリカは自分が誰であるかについてとても明確だった。それは彼女のビデオやスタイルで見て取れる」(BANG Media International/デイリースポーツ)