個性派俳優、小道具がカツラを作る時間がなく…髪が薄い設定に妥協

 俳優のJ・K・シモンズ (65)は、J・ジョナ・ジェイムソン役で『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』にカメオ出演した際、マーベルと創作上の見解の相違があったと明かしている。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の同作品で、デイリー・ビューグル紙の編集長を再演するかたちでカメオ出演を果たしたシモンズだが、サム・ライミ監督による三部作で演じた同役の要素を留めたいと望んだ点で上層部と意見が違っていたことを認めた。

 エンターテイメントウェブサイト、コライダーとのインタビューの中で、「完璧には同意できなかった唯一の事は、この役柄がコミックブックやサム・ライミのオリジナル三部作と、どれぐらい違うものになるか、もしくはどれぐらい進化させたいのか、あるいはどれぐらい現代的なものにするのかという点だったと思う。色々な理由で以前演じたものにとても愛着を感じていたのでね」と説明した。

 またシモンズは、小道具部門がかつらを作る時間がなかった為、ジェイムソンの髪が薄いという設定にするという妥協をしなければならなかったとして、こう続けている。

 「髪の毛がないという事で妥協したんだ。正直言って、この決断は彼らが『カツラを作る時間がない。明日オフィスで撮影しなければならないのに』という事だったんだろうね。だから、J・ジョナ・ジェイムソンは、ここ何年かの間に髪を失ったか、それとも以前から常にカツラを着用していたかのどちらかなんだ。どちらかな。君が選んで」

 さらにシモンズは以前、2つの続編に出演する契約をしたが、もしマーベルの上層部が計画中のストーリーに彼がフィットしないと考えた場合、再演はないかもしれないと話していた。続役について聞かれた際、「分からないね」「1本目の映画の契約書にサインした時、二つの続編の契約にもサインしたんだ。これは、俺の方が責任を持って仕事をするという一方的な契約書あって、彼らが続編映画で必ずしも責任を持ってその役を登場させるという内容ではないんだ」と答えていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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