ジョニー・デップ「ハリウッド・セレブ」と呼ばれることが嫌い「グロテスクだよ」
俳優のジョニー・デップ(57)は「ハリウッド・セレブ」と呼ばれることが嫌いだそうだ。『パイレーツ・オブ・カリビアン』他大ヒット作への主演で、世界的に有名になったジョニーだが、セレブと呼ばれることには抵抗があるという。
「何よりも重要なのは、自身をハリウッドのセレブだと考えない事だ。それは死でありグロテスクな事だよ。俺はいつだって、自分らしくいる生真面目な人々に惹かれるんだ」とジョニーは語る。
21日に自身が製作を手掛けた『クロック・オブ・ゴールド:ア・フュー・ラウンズ・ウィズ・シェイン・マガウアン』のプロモーションのためスペインで開催されたサン・セバスティアン国際映画祭に出席したジョニーはこう続けた。
「この映画祭はいわゆる『ハリウッドタイプの人間』がいつも少ないんだ。サン・セバスティアンは、映画や映画制作者、映画に携わる人たちのための真の映画祭だと思っている。奇跡的なものだ」
そして、最近黒人のジョージ・フロイドさんが非武装で亡くなった事を受けて、ジョニーは組織的な人種差別の根絶に協力する事を表明、人々にも同じ様に行動するようSNSを通し熱く訴えていた。
「無意味な事を理解する事は出来ない。失われた命を取り戻す事は出来ない。壊れてしまったハートを修復するのが不可能な事と一緒さ。僕達ができるのは、人種差別とそういう醜い決めつけの気持ちが生む無知はもう選択肢にないんだと自身に誓いを立てる事!変わらなければならない!これを強く求める!」
「俺の大親友で弟分のキラー・マイクは素晴らしいミュージシャンで、芸術家で、社会的正義の活動家であり、アトランタの警官の息子でもあるんだ。彼は最も親切で、思いやりのある、愛すべき人間達の一人であり、知り合えた事は大変光栄な事だった。皆にこの真の政治家の発言を聞く事を乞うよ。こういった真の政治家がここまで必要とされつつ人出不足になった事はないんだ。愛をこめて。JD」(BANG Media International/デイリースポーツ)