ヘンリー王子とメーガン妃 英国での人種差別根絶を訴え「もっと貪欲に取り組むべき」
ヘンリー王子とメーガン妃が英国での構造的人種差別を根絶するよう訴えかけた。生後1歳4カ月になる長男のアーチー君をミーガン妃との間にもうけているヘンリー王子は、イギリスだけでなく世界中で問題となっている人種差別に対して、気付いてさえもいなかったと告白した。
イブニング・スタンダード紙へのインタビューで王子はこう語る。
「こんなに沢山の問題が、イギリスだけでなく地球上に存在している事に気づいてもいませんでした。解っているつもりでしたが、解っていなかったのです。子供とお店に行って、白人の人形しか見当たらない時、『変だな。黒人の人形はないのか?』と思うことさえあるでしょうか。これは、白人は他の肌の色の人達や黒人の人達が、同じ状況でどう思うだろうか、いつも気付いているわけではないという事の一つの例として使っているのです。それは、白人によって作られた白人の為の世界で生きてきたからです」
ヘンリー王子は誰かを糾弾しているわけではなく、世界をより良い場所にする為、学ぶべき必要があることだと主張する。
「誰かを名指しして責めているのではありません。もう一度言わせていただきますが、これは教育なのです。いかにより良い世界を築けるかということなのです。イギリスの文化と歴史、そして世界の文化において、今後がとても楽しみな時期にあると思います。我々より先に、(人種差別の根絶を)誰も成し遂げたことではないのですから、我々はもっと貪欲に取り組むべきだと思うのです」(BANG Media International/デイリースポーツ)