ボーイズグループの人気メンバーが末期の脳腫瘍 医師の宣告は手術不可能なところまで…
英ボーイズグループ、ザ・ウォンテッドのトム・パーカー(32)が、末期の脳腫瘍を患っていることを明かした。妻ケルシーとの間に1歳3カ月の娘を持ち、第2子も誕生予定のトムだが、グレード4の脳腫瘍が見つかり、医師からは手術不可能なところまで来ていると告げられていたという。
OK!誌にトムは「まだすごいショック状態にある。飲み込むのが難しい現実だよ」と心境を明かす。そして、ケルシーは「ここ6週間はクレイジーなものだったわ。7月に何かおかしいってことは分かったけど、まさかこんなことになるとは」と続ける。
医師に余命は尋ねていないというトムだが、通常は3カ月から1年半と言われている。
現在、化学療法と放射線治療を受けているというトムは「何かおかしいとは思った。でも、まさかこんなことだとは予想もしなかったよ。自分がこういう立場になるとは思わないものだろ」と話した。
トムは今年の7月に発作を起こしたが、コロナ禍でMRI検査の順番待ちとなり、その6週間後にさらに深刻な発作を起こして病院へと搬送されたという。そして、またもコロナ禍が理由でケルシーの同席が許されない中、トムはグレード4の脳腫瘍を告げられたそうだ。
夫妻は12日、インスタグラムでこのニュースを明かし、この病気に対する関心を高め、治療法を探して「最後まで戦う」と宣言した。
そこではこう書かれていた。
「やぁ、みんな。ここ数週間、ソーシャルメディアで投稿がなかったのはご存知だと思うけど、理由を話す時がきた」
「簡単に言う方法がないけど、残念なことに僕は脳腫瘍と診断され、現在治療中なんだ」
「いろいろ考えた結果、隠れてこの事実を秘密にするより、詳細を伝えるインタビューを一度受け、みんなに自分たちの言葉で事実を報告するのが良いという決断に至った」
「僕らみんなすごくつらい思いをしているけど、最後まで戦うつもりだ。みんなの悲しみはいらない。愛情と前向きさ、そして協力してこの酷い病気への関心を高め、現在、利用可能な全ての治療法の選択肢を探したい」
「厳しい戦いになると思うけど、みんなの愛情と応援とともに打ち負かすつもりだ」(BANG Media International/デイリースポーツ)