続編噂のバック・トゥ・ザ・フューチャー 脚本家バッサリ「それは見たくない」
ボブ・ゲイル(69)によると、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の第4弾が製作されることはないという。1985年に公開され大ヒットを記録した同SFコメディ作。その続編2作の脚本をロバート・ゼメキスと共同執筆したゲイルは、主演のマイケル・J・フォックスがパーキンソン病を患っていることから、オリジナルに忠実な作品を作ることが出来ないと考えているそうだ。
ゲイルはコライダーにこう話している。「私達は3部作で完結したストーリーを語りました」「もし、そこに戻りもう1本作るなら、マイケル・J・フォックスを使っていたでしょうが、彼は来年60歳になり、パーキンソン病を患っています。60歳でパーキンソン病のマーティ・マクフライを見たいでしょうか?50歳でパーキンソン病の彼を?『それは見たくない』と私なら言うでしょう」
そして同3部作でプロデューサーも担ったゲイルは、マイケル以外マーティ・マクフライを演じるものはいないとして「『誰かほかの人を使ったら?』って言う人がいますが、私は『本当かい?じゃあ、誰にするんだ?オリジナル作品と比較されるだけで、それに見合うものなんて出来ないよ』って感じです」と続ける。
また『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を、新たな3部作などが製作され拡張していった「スター・ウォーズ」シリーズのようにするつもりはないそうだ。
さらにゲイルは、自身やゼメキスの同意なしに、スティーブン・スピルバーグのアンブリン・エンターテインメントが同シリーズ新作を製作することはないとして「私達は、スピルバーグとアンブリンが私達の祝福なしでは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』作品を作らないと理解しています。ですので、実現しませんよ」と語っている。(BANG Media International/デイリースポーツ)