人気歌手、警察に一時身柄を拘束される 妻のいとこは武器の不法所持で逮捕
ラッパーのオフセットが、自身が一時的に警察に身柄を拘束された様子をインスタグラム・ライブで配信した。ビバリーヒルズ警察は24日、銃を振り回している者がいると通報を受けたとして車から出てくるようオフセットに求めたという。
しかしオフセットは警察官に対し、「それは出来ない。それは出来ない。あなたが銃を出しているから」「車のハンドルから手を放しはしない」「僕が誰だか知っているかい?僕はミーゴスのオフセット。ファンがいるんだ。だから僕達を追ってきている」と答え、また車が旗で攻撃されたと警察官に伝えた。
その後もオフセットは警察官の指示に従わず、警察を訴えると脅したものの、結局最後には車から引きずり出されることになった。
同警察は後に発表した声明の中で、オフセットの逮捕はなかったものの、妻でラッパーのカーディ・Bのいとこにあたるマルセロ・アルマンザーを、武器を隠し持っていた疑いと、装填された銃を公の場で所持していた疑いで逮捕したことを明らかにした。
一方でカーディ・Bは、オフセットが警察に拘束される前、ドナルド・トランプ米大統領の選挙集会の近くを車で通過する際に撮影した動画を投稿、「飛びかかってこられる危険を本当に感じているわ。嫌な感じ。偽の銃を持ち、顔を覆って周りを歩いているわ」と怯えた様子で状況を伝えていた。
この出来事に関し、オフセットの代理人デリアン・ペリーは、「アーティストで慈善家のオフセットが、トランプ支持者に攻撃された後、ビバリーヒルズ警察に身柄を拘束されましたが、その後間もなく解放されました」「オフセットは、ファンのサポートに感謝し、この困難な時に、全ての皆さんに平和と安全を願っています。彼は、何も変わらなければ、何も変わらないとして、票を投じるよう皆さんに呼びかけています」と後に声明を発表している。(BANG Media International/デイリースポーツ)