コーラって飲み物じゃないの?「007」最新作で大量820万円分を“使用”

 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の撮影では、6万ポンド(約820万円)分のコーラがロケ地イタリアの道路に吹き付けられたそうだ。同「007」シリーズ最新作は、イタリア南部マテーラ市で撮影された、バイクに乗ったジェームズ・ボンドが20メートル以上ジャンプしてドゥオモ広場に降り立つ場面を含む追跡シーンから始まる。

 スタント・コーディネイターのリー・モリソンによると、主演ダニエル・クレイグの代わりとなるスタントマンが乗る450ccのモトクロスバイクが、時速80キロから100キロで高さ8メートルのスロープを上りつめ、22メートルの壁を飛び越えられるようにするには、滑り止めとして表面に大量のコーラを吹き付ける必要があったとして、トータル・フィルム誌にこう説明する。

 「ちょっとしたダーク・アートですね。バックブレーキを踏んで、前部を降下させる必要があるんです。前輪が回転してジャイロの役割を果たしますからね。無意識にやっているんですがね。40年の経験がありますから」

 「長い間、滑りやすい表面にコカ・コーラを吹き付けてきました。マテーラ近辺では、6万ポンド近くのコカ・コーラをスプレーしましたよ。(プロデューサーの)バーバラ(ブロッコリ)は、私を奇人のように見ていましたね。(コーラで)洗い流した後は、とてもきれいになっているんですよ」

 また同新作では、コーラだけではなく衣装代にもかなりの費用がかかったようで、ボンドがトム・フォードによるスーツを着用してシーンを撮影する度に、スタントマン用など同じものが30着以上も用意されていたそうだ。(BANG Media International/デイリースポーツ)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

海外スターバックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス