イケメン俳優、出産直後の女優を救う「私の胸は大変なことになっていたの」

 俳優マシュー・マコノヒー(50)は、自身が主演した『ダラス・バイヤーズ・クラブ』(2013年)を降板しようとしていた女優ジェニファー・ガーナー(48)を説得して引き留めたのだそうだ。ジェニファーは搾乳するための10分の休憩すら与えられず、子供に会えなくて寂しい思いをしていたことから降板を決めたそうだが、マシューは撮影の合間に休憩を入れるよう製作側に求め、作品に留まるようジェニファーに話したという。

 当時ジェニファーは、今では8歳のサミュエル君を出産したばかりだったそうで、『テル・ミー・モア・ウィズ・ケリー・コリガン』に出演した際こう振り返っている。

 「私の胸は大変なことになっていたの」

 「少しの撮影のはずが、すでに子供が寝る時間になっていて、『降板する。家に帰って子供と一緒にいたいの。これ以上、こんなこと出来ない』って泣き始めたのよ」

 「そこで優しいマシュー・マコノヒーが私を端に呼び寄せて『どうしたんだ?』って聞いてくれたの」

 それ以降、医師のイヴ役を演じていたジェニファーは、搾乳が必要な度に休憩がとれたという。

 「それからは、必要な時にマシューにサインを送って、休憩がとれるようになったの」

 「彼は『君は両方出来るよ。君にはその能力があるんだ。君には出来る』って言ってくれたのよ」

 「私がどれだけあの人を愛しているかって?凄くよ」

 同作では、マシュー演じるHIV陽性と診断されたロン・ウッドルーフが、ジャレッド・レト演じるレイヨンと共にエイズ患者を助けるべく無許可の治療薬をテキサスへ密輸する姿が描かれていた。この演技でマシューはアカデミー賞の主演男優賞を、ジャレッドは助演男優賞を受賞した。

 一方マシューも最近、俳優業を引退することを考えていたと認めたばかりだ。「他のキャリアを考えてみたんだ。高校のアメフト部のコーチ、シンフォニー・オーケストラのリーダー、野生動物ガイド、学校の先生などね。(俳優に)戻るつもりはなかったよ」(BANG Media International/デイリースポーツ)

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